サステナブルにつくる
03社会をめぐる環境性能。

リサイクルへの取り組み
旭ファイバーグラスで製造しているグラスウール製品は、市中からリサイクル回収されたガラスや自社の製造過程から発生する製品端材を原料としており、高いリサイクル率を実現しています。また、建設現場から廃棄される製品の回収をはじめ、太陽光パネルや自動車等のリサイクルガラスを新たな原材料として利用できるよう調査研究も行っています。
リサイクル原料・再生材の使用比率の向上

リサイクル原料比率をとことん高めた、
環境にやさしい製品づくりを進めています。
グラスウール製品は、主原料に空きビン、建材用ガラスといった市中からリサイクル回収されたガラスを85%以上使用しており、環境にやさしいリサイクル製品です。また、自社の製造工程で発生する端材を回収し、再生材として利用することで99.97%のリサイクルを達成。むだを徹底的に省いた製品づくりを行っています。
※環境省が定める広域認定制度の承認を受け、市場で発生したグラスウール廃材の一部を回収し再利用しています。
広域リサイクルへの取り組み

生産から回収まで、
グラスウールの循環を
全国規模で展開しています。
旭ファイバーグラスでは広域認定制度を活用し、建設現場などで廃棄されるグラスウール製品の回収を推進しています。2023年の回収実績は、2013年対比でおよそ2倍と大きく増加。今後も、よりサステナブルな製品づくりを見つめ、廃棄されるグラスウール製品を積極的に受け入れていきます。
廃棄太陽光パネルのガラス原料への再利用

太陽光パネル「大量廃棄問題」の解決に、
いち早く取り組んでいます。
2012年以降、全国的に広がった太陽光パネルは10年後の2035年から2038年、一斉に耐用年数を迎え大量廃棄問題が危惧されています。その廃棄量はなんと最大で年間約28万トン。旭ファイバーグラスではこの問題に解決策を示すべく、使用済み太陽光パネルのカバーガラスを原料の一部として再利用しています。
※経済産業省 資源エネルギー庁 「再生可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルについて」より