サステナブルにくらす
02つくり方にも、
サステナブル。

製造者としての責任
製品を製造するプロセスだけでなく、原料調達や製品輸送など様々な場面で、「消費するエネルギー効率の向上」、「環境基準の遵守」、「廃棄物の削減」などに積極的に取り組んでいます。加えて当社グラスウール製品は建築物の解体時に製品が分別しやすい仕様となっており、廃棄されるまでを製造者としての責任と捉えています。
CO₂削減への取り組み
2023年→2025年予算対比

再生エネルギー由来のグリーン電力を導入し、
製造時のCO₂排出削減に取り組んでいます。
2024年7月より、湘南工場、中部工場、九州工場の3工場すべてで、太陽光発電や水力発電をはじめとする再生エネルギー由来のグリーン電力を導入。グラスウール製造時におけるCO₂排出量の削減に取り組んでいます。2025年のCO₂削減量は45,958トンの見込みとなり、これは、17,745世帯の年間CO₂排出量に相当します。
使用エネルギー削減への取り組み

高効率機器の導入により、
使用電力量の削減に努めています。
各製造拠点において、生産設備の駆動に用いられるコンプレッサーを省エネモデルに切り替えるなど、設備の高効率化を実施。年間でおよそ700世帯が1年間で使用する電力量※の削減を達成しています。また、湘南工場のフォークリフト38台をLPガスから電動のフォークリフトに切り替えることによる排気ガス削減など、製造工程の省エネルギー化のみならず環境負荷低減に向けて積極的に取り組んでいます。
※4人家族(戸建て)の電力使用量14.5kWh/日で換算
工場排ガス規制対象物質の削減

環境負荷の低減を目指し、
常に技術や材料の改善に
取り組んでいます。
グラスウール製品の形状を保持するために塗布する、バインダー(結合剤)中の主成分となる樹脂の組成改良により、規制対象物質の添加を大幅に削減することに成功しました。これにより、排ガス規制値の50ppmを大幅に下回る10ppmを達成。この数値は2023年度比70%の削減となります。
工場排水・排熱の再利用

工場排水・排熱をむだなく
再利用し、
消費エネルギーの削減に
貢献しています。
製造工程で発生した排水は、工場内外の排水処理設備などで一定の処理を行い100%再利用しています。また、生産時に発生する排熱に関しても、熱交換器や廃熱ボイラーなどの設備を通して回収し、蒸気として生産活動及び工場内の暖房や施設などで再利用している他、排ガス処理設備で発生した副生成物を再原料化し、効率的に活用しています。